こんな方におすすめ
- 収入を上げたいから残業したいと思っている派遣社員の方
- 残業を断る方法を知りたい派遣社員の方
年収が低いから残業で稼ぎたい
プライベートを重視したい。上手く残業を断る方法ないかな。
派遣社員の方なら一度は残業に関するお悩みを抱えたことがあるんじゃないでしょうか?
この記事では元派遣社員のりんこが派遣社員の残業事情について解説します。
目次
派遣社員でも残業はできるのか原則
派遣社員でも残業は可能です。
とはいえ、実際は派遣先企業や派遣元会社の方針や契約内容によって異なります。
残業できないケースの例
派遣元会社から「契約時間内で仕事を終わらせてください」と言われる場合
上記のような場合、最悪残業代が支払われない!なんてトラブルに発展することも。
このように原則的には派遣社員も残業は可能ですが、
実際には様々な制約や条件があることも理解しておくことが大切です。
無駄なトラブルを避けるためにも自分の働き方や収入目標に応じて
派遣先企業や派遣元会社としっかりコミュニケーションを取るように心がけましょう。
どのくらい残業していいのか
法律上は月45時間以内であれば問題ありません。
しかし、こちらも派遣先企業や派遣元会社との契約内容によって異なります。
残業時間に制限があるケース
実際はどれくらい残業が可能なのかは
事前に派遣元企業、派遣先企業に確認しておきましょう。
残業するメリット
収入アップが狙える
当然ですが、残業で収入UPが狙えます。
ちなみに残業代は基本的には時給×1.25倍以上。
※UP対象は8時間/日経過後のみ
残業ありの場合の給料例
毎日1時間残業の場合:月給27万円(24万円+3万円)
毎日2時間残業の場合:月給30万円(24万円+6万円)
ただし、残業すればするほど派遣先が支払う金額も高くなります。
そのため派遣に残業させたがらない企業も多いので要注意。
この辺も就業前に要チェック!
直雇用に繋がる可能性が高まる
こんな場合は残業することで直雇用の可能性が高まります。(確約ではありません。)
残業は仕事への責任感やモチベーションの高さのアピールにも繋がります。
ただし、直雇用されるためには残業の有無だけでなく仕事の質や成果も重要です 。
そのため自分の目指すキャリアに合わせて効率的に働くことも大切です。
残業したくない時の対処法
とはいえ残業したくない日もありますよね。
そんなときの上手な断り方をご紹介します。
前もって予定や希望を伝える
事前に予定がわかっている場合は
定時で上がりたい旨を事前に伝えておくのもひとつの手です。
こんな場合に役立つのがカレンダー。
多くの企業はWEBカレンダーを使用し、社員同士で共有していると思います。
ここに事前に「私用」と登録し、帰りたいアピールをしておきましょう。
こうすれば上司や同僚が見てくれる可能性も高まりますし、
当日残業をお願いされても断りやすくなります。
残業の理由や必要性を確認する
こんな疑問疑問を感じたら残業の必要性を確認しましょう。
「できれば今日やってほしいけど…」くらいの案件なら
翌日に持ち越しても問題ないケースが多いです。
自分の時間を守るためにも案件の緊急度と優先順位をしっかり確認しましょう。
代替案を提案する
案件の緊急度が低い場合は代替案を提案しましょう。
代替案例
緊急度が高いときは同僚に残業を変わってもらえないか交渉するのもひとつの手です。
この場合もただ頼むのではなく「次に残業が発生したら自分が対応する」など
代替案を提案することを心がけましょう。
残業を断るときの注意点
このように残業を断ることで残業の回避は可能です。
しかし断る場合は理由や感謝の気持ちをしっかり伝えるようにしましょう。
ここで上手く立ち回れるかが職場の人間関係構築のカギとなります。
そのため、自分の立場や関係性に応じて適切に対応することも大切です。
派遣社員の残業はルールの確認が必要
法律上では派遣社員でも残業することは可能です。
しかし残業のルールは派遣元会社や派遣先会社のの規定によるので
トラブルにならないよう事前に確認しましょう。
また、残業をしたくない場合は断ることも可能ですが、
断る際は立場や人間関係にも気を配り上手く対処するようにしましょう。
派遣社員は自分の時間を大切にし、プライベートを重視できる働き方です。
上手に立ち回り仕事もプライベートも充実させましょう。